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○バラ科 ヤマブキ属 種:ヤマブキ 園芸品種:ヤエヤマブキ
 学名:Kerria japonica f. plena
 英名:Japanese kerria

八重の山吹は、一重の山吹の園芸品種。

花期は4~5月頃。
鮮やかな黄色い花を咲かせる。

葉は互生。
葉の形は卵形。
葉の縁には、はっきりとした鋸歯がある。

落葉低木。



八重山吹(ヤエヤマブキ)
八重山吹(ヤエヤマブキ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大多喜町会所 α65



ヤエヤマブキ

拍手[4回]

○ツツジ科 ツツジ属 キヨスミミツバツツジ
 学名:Rhododendron kiyosumense
 英名:

三葉躑躅の変種と言われている。
千葉県鴨川市の清澄山で採集された、標本を基に昭和5年に命名。

花期は4~5月頃。
葉に先立ち、濃紅紫色の花をつける。
雄しべ10個、雌しべ1個。

枝先に広菱形の葉が、3枚輪生する。
葉には葉柄があり、葉の縁は全縁。

樹高は2メートルほど。
関東地方から近畿地方南部の太平洋側に分布。
他の植物があまり生えない岩地に生える。
通称、岩躑躅とも呼ばれる。

落葉低木。



清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ)
清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大多喜町会所

清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ)
清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大多喜町会所 α65

清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ)
清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大多喜町会所 α65

清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ)
清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大多喜町会所 α65

清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ)
清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大多喜町会所 α65

清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ)
清澄三葉躑躅(キヨスミミツバツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大多喜町会所 α65



キヨスミミツバツツジ

拍手[3回]

○ガマズミ科 ガマズミ属 ヤブデマリ
 学名:Viburnum plicatum var. tomentosum
 英名:

花期は5~6月頃。
枝先に大きな散房花序をつける。
花序の中心部には、小さな両性花が多数つき、その周りを白色の装飾花が取り囲む。
装飾花は深く5裂して平開する。
萼片は1個だけが特に小さい。

果実は核果、楕円形で大きさは5~7ミリほど。
8~10月頃に紅くなり、花序の枝も赤くなる。
完全に熟した果実は黒色。

葉は対生。
葉の形は、楕円形から広楕円形。
葉の先は短くとがり、葉の基部は広い楔形から円形。
葉の縁には鈍い鋸歯がある。
側脈は7~12対ほど、葉の裏面に突出し、葉の縁近くまでほぼ真っ直ぐに伸びる。
葉の表面には、はじめ毛があるが、ほとんど脱落する。
葉の裏面の脈上や葉柄には、星状毛が多い。

樹皮は灰黒色、若い枝は褐色をしている。
枝を水平に伸ばし、高さは6メートルほどになる。

分布は、本州の太平洋側から九州の山地の谷筋など、湿った林内に多い。

落葉低木から小高木。



藪手毬(ヤブデマリ)
藪手毬(ヤブデマリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 勝浦市上植野 α65

藪手毬(ヤブデマリ)
藪手毬(ヤブデマリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 勝浦市上植野 α65

藪手毬(ヤブデマリ)
藪手毬(ヤブデマリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 勝浦市上植野 α65

拍手[3回]

○ミカン科 サンショウ属 サンショウ
 学名:Zanthoxylum piperitum
 英名:Japanese pepper tree

花期は4~5月頃。
小さな黄緑色の花を咲かせる。
花弁はなく、萼片5個。
雄花の雄しべは5個、雌花の子房は2個。
花後に果実が出来て、9月頃に熟し食用となる。

葉は互生し、奇数羽状複葉で5~9対。
小葉の形は、楕円形で縁は鋸歯状。

枝や葉柄の基部に、対生する刺がある。

落葉低木。



山椒(サンショウ)
山椒(サンショウ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 勝浦市上植野 α65

山椒(サンショウ)
山椒(サンショウ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 勝浦市上植野 α65



サンショウ

拍手[3回]

○トウダイグサ科 アブラギリ属 オオアブラギリ
 学名:Aleurites fordii
 英名:

別名、シナアブラギリ。

花期は5月頃。
枝先に円錐花序をだし、2センチほどの花を多数つける。
花の色は白色。
雄花序には雄花が多数つくが、まれに雌花が混じる事がある。
雌花は単性または少数。
花弁は5~10枚ほど、花の基部には褐紫色の筋がある。
花柱は3~5個ほどあり、先が2裂する、子房は楕円形。
果実は堅果で3~5センチほどの球形で、溝はなく堅果の先端が急に尖る。
10~11月頃に熟すが裂開しない。
種子は4~5個、長さ2.5センチほど。

葉は互生。
葉の形卵形から広卵形、上部が浅く3裂する事もある。
葉の基部はハート形。
葉の縁は全縁、葉柄が長い。
葉の裏面全体に黄褐色の細毛がある。
葉身の基部表側、柄のない腺が2個ある。

油桐ほど多くはないが、各地で野生化している。
樹高は10~12メートルになる。
樹皮は灰褐色でなめらか、小さな皮目がある。
枝は太くて無毛、はじめ緑色でのちに暗褐 色になる。

落葉高木。



大油桐(オオアブラギリ)
大油桐(オオアブラギリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

大油桐(オオアブラギリ)
大油桐(オオアブラギリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

大油桐(オオアブラギリ)
大油桐(オオアブラギリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

拍手[3回]

○スイカズラ科 ツクバネウツギ属 ツクバネウツギ
 学名:Abelia spathulata
 英名:

花期は4~6月頃。
本年枝の先に、淡黄色の花を2個ずつ咲かせる。
花冠は鐘状漏斗形で5浅裂し、下唇内側には黄赤色の斑紋がある。
雄しべ4個、2強雄しべで、花筒とほぼ同じ長さ。
雌しべ1個。雌しべはわずかに花筒より長い。
柱頭は斜めの円盤状で、わずかに2裂で白色。
萼片は5個、へら状 線形からへら状倒披針形。
ほぼ同大で5~12ミリほど。
鈍頭、とき に鋭頭、緑色でしばしば赤紫色となる
痩果は線形で縦稜があり、粗毛があるか無毛である。
種子は1個、狭円柱形で5ミリほど。

葉は対生。
およそ6対の鱗片葉をもつ。
葉の先端は、鋭尖形または急鋭尖形で鈍頭に終わる。
葉の基部は、くさび形または円形。
葉の縁には、粗く不規則な鋸歯があり、まれに不規則な歯牙状鋸歯がある。
葉の両面には短い毛が疎生する。
葉の表面はまれに無毛、葉の裏面の主脈基部付近の両側には開出毛がある。
葉の縁はしばしば 紫色をおびる

樹高は2メートルほど。
密に分枝し、樹皮は灰色
若い枝はしばしば赤みを帯び、ごくわずかに毛がある。
分布は、東北地方の太平洋側および関東・中部地方以西・
四国・ 九州北西部の丘陵地や山地。
日当たりのよい尾根や岩の多いところに生え、
ときに石灰質 や蛇紋石の土壌、また開けた林に生える。

落葉低木。



衝羽根空木(ツクバネウツギ)
衝羽根空木(ツクバネウツギ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

衝羽根空木(ツクバネウツギ)
衝羽根空木(ツクバネウツギ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

衝羽根空木(ツクバネウツギ)
衝羽根空木(ツクバネウツギ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65



ツクバネウツギ

拍手[3回]

○バラ科 バクチノキ属 リンボク
 学名:Laurocerasus spinulosa
 英名:

花期は9~10月頃。
新枝の葉腋脇から、総状花序をだし小さな花を多数つける。
花の色は白色。
花弁は5枚、縁に歯牙が少しある。
雄しべは多数あり、花弁より長く突き出る。
花序の軸や花柄には、短毛が密生する。
花序の下部に、葉はつかない。
萼筒は杯形で2ミリ弱。
果実は楕円形の核果。
翌年の5~6月頃に、紫褐色から黒紫色に熟す。

葉は互生。
葉の形は狭長楕円形、または狭倒卵形。
葉の先端は尾状に尖り、葉の基部はくさび形。
葉の表面は光沢があり、葉の裏面は無毛。
葉の縁が波打つ。
蜜腺は、葉身の基部に1対 あるが、あまり目立たない。
若い木では針状の鋭い鋸歯があるが、老木では全縁。

樹高は5~10メートルほど。
樹皮は紫色を帯びた黒褐色。
横に長い皮目がある、老木になると細かくはがれる。
若い枝は紫褐色で無毛。
円い皮目 が多い。

分布は、関東・福井県以西?沖縄の山地の谷間などの照葉樹林内などに生える。
湿り気の多いところを好む。

常緑高木、または小高木。



橉木(リンボク)
橉木(リンボク) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

橉木(リンボク)
橉木(リンボク) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

橉木(リンボク)
橉木(リンボク) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市内浦 α65

拍手[3回]

○レンプクソウ科 ガマズミ属 ガマズミ
 学名:Viburnum dilatatum
 英名:Linden viburnum, Linden arrow-wood

別名、ヨソゾメ、ヨツズミ。

花期は5~6月頃。
本年枝の先端に散房花序をだし、小さな白色の花を多数つける。
花冠は5ミリほどで、筒部がごく短い。
先は5裂し広がる。

雄しべは5個。
花糸は3.5ミリほどで、花冠から離生する。
花柱は1個、柱頭は3裂、萼は5裂し毛がある。
果実は核果で楕円形、秋に赤色に熟し食べられる。

葉は対生、葉の長さは6~15センチほど。
葉の形は広卵形から円形で、葉の先端は鈍頭または鋭頭。
(要するに同じガマズミでも変異が大きいと言うこと)
基部は広い楔形またはやや心形で、葉の縁にはあらい鋸歯がある。
葉の表面の脈に毛があり、葉の裏面では腺点が密生し、
星状毛や短毛がある。
托葉はなく、葉柄は1センチ以上ある。

若枝は灰緑色で長い星状毛と腺点があり、
古い枝は灰黒色で皮目が散生する。
幹は叢生する。

落葉低木。



莢蒾(ガマズミ)
莢蒾(ガマズミ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市天津 α65



ガマズミ

拍手[3回]

○トウダイグサ科 アブラギリ属 オオアブラギリ
 学名:Aleurites fordii
 英名:

別名、シナアブラギリ。

花期は5月頃。
枝先に円錐花序をだし、2センチほどの花を多数つける。
花の色は白色。
雄花序には雄花が多数つくが、まれに雌花が混じる事がある。
雌花は単性または少数。
花弁は5~10枚ほど、花の基部には褐紫色の筋がある。
花柱は3~5個ほどあり、先が2裂する、子房は楕円形。
果実は堅果で3~5センチほどの球形で、溝はなく堅果の先端が急に尖る。
10~11月頃に熟すが裂開しない。
種子は4~5個、長さ2.5センチほど。

葉は互生。
葉の形卵形から広卵形、上部が浅く3裂する事もある。
葉の基部はハート形。
葉の縁は全縁、葉柄が長い。
葉の裏面全体に黄褐色の細毛がある。
葉身の基部表側、柄のない腺が2個ある。

油桐ほど多くはないが、各地で野生化している。
樹高は10~12メートルになる。
樹皮は灰褐色でなめらか、小さな皮目がある。
枝は太くて無毛、はじめ緑色でのちに暗褐 色になる。

落葉高木。



大油桐(オオアブラギリ)
大油桐(オオアブラギリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市天津 α65

大油桐(オオアブラギリ)
大油桐(オオアブラギリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市天津 α65

拍手[3回]

○アカネ科 ツルアリドオシ属 ツルアリドオシ
 学名:Mitchella undulata
 英名:

花期は6~7月頃。
枝先に2個並んで花をつける。
花の色は白色、まれにやや薄く赤味を帯びる。
花冠は4裂だが、5裂するものもある。
花冠の内側には白毛がある。
花筒の下の子房は2個が合着している。
雄しべ4個、雌しべ1個、雌しべの先端は4裂する。
果実は球形の液果で、赤く熟し頂きに2花の後が残る。

葉は対生。
葉の形は卵形から卵円形。
葉の縁はやや波状、
葉の質は厚く深緑色で無毛。

茎は地上を這い、長さは10~40センチほど。
節々から根を出す。

分布は、北海道から九州の山地内の林内。

常緑多年草。



蔓蟻通し(ツルアリドオシ)
蔓蟻通し(ツルアリドオシ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市天津 α65

蔓蟻通し(ツルアリドオシ)
蔓蟻通し(ツルアリドオシ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市天津 α65

拍手[3回]

○二十四節気

 5日 立夏
21日 小満

○その他季節の暦

 1日 八十八夜
 3日 憲法記念日
 4日 みどりの日
 5日 こどもの日
 5日 端午の節句
 6日 振替休日
11日 母の日

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"var." は変種、 "f." は品種、"cv." は栽培品種、
"x" は種間交雑種、"X" は属間交雑属。



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○クワ科 コウゾ属 ヒメコウゾ
 学名:Broussonetia monoica Hance
 英名:

花期は4~5月頃。
新枝の基部の葉腋に雄花序がつき、上部の葉腋に雌花序をつける。
雄花序は長さ約1cmの柄があり、直径1センチほどの球形。
雌花序は柄が短く、直径5ミリほどの球形で、赤紫色の花柱が目立つ。
花柱は長さは5ミリほど5、基部に2分岐した柱頭の名残りの突起がある。
果実は集合果、1~1.5センチほどの球形。
6~7月頃に橙赤色に熟す。

葉は互生。
葉の形は、ゆがんだ卵形だが、変異が大きく、
切れ込みのないものから、2~3裂するものまである。
葉の先は、尾状に伸びる。
葉の縁には、やや細かい鈍鋸歯がある。
葉の質は薄く、葉の表面には短毛が散生する。
葉の裏面脈上にも短毛が密生する。

雌雄同株、落葉低木。



姫楮(ヒメコウゾ)
姫楮(ヒメコウゾ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

姫楮(ヒメコウゾ)
姫楮(ヒメコウゾ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

姫楮(ヒメコウゾ)
姫楮(ヒメコウゾ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

姫楮(ヒメコウゾ)
姫楮(ヒメコウゾ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

拍手[3回]

○ニガキ科 ニガキ属 ニガキ
 学名:Picrasma quassioides
 英名:

花期は4~5月頃。
本年枝の葉わきから、集散花序をだし、黄緑色の花を多数つける。
花序は、2~4回分岐する。
花弁は4~5個あり、楕円形。

雄花序には、雄花が30~50個ほどつく。
雌花序には、雌花が7~10個ほどつく。

雄花には、発達した花盤があり、花糸の下半分は有毛。
雌花の花盤上には、4~5個に分かれた子房が乗っている。
花柱は1個。 果実は核果で、2~3個の分果で楕円形。
9月頃に、緑黒色に熟す。

葉は互生。
奇数羽状複葉で、4~6対の小葉がある。
小葉の形は、卵状長楕円形で先端が尖り、葉の基部はくさび形。
葉の縁には、細かい鋸歯がある。
はじめは葉の裏面の主脈に、褐色の毛があるが、のちに無毛。

本年枝は、紫褐色で無毛、または褐色の毛が生える。
樹皮は、暗褐色から帯黒褐色で、なめらか。
老木では、縦に裂ける。

落葉高木。



苦木(ニガキ)
苦木(ニガキ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

苦木(ニガキ)
苦木(ニガキ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

苦木(ニガキ)
苦木(ニガキ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

拍手[3回]

○トウダイグサ科 アブラギリ属 オオアブラギリ
 学名:Aleurites fordii
 英名:

別名、シナアブラギリ。

花期は5月頃。
枝先に円錐花序をだし、2センチほどの花を多数つける。
花の色は白色。
雄花序には雄花が多数つくが、まれに雌花が混じる事がある。
雌花は単性または少数。
花弁は5~10枚ほど、花の基部には褐紫色の筋がある。
花柱は3~5個ほどあり、先が2裂する、子房は楕円形。
果実は堅果で3~5センチほどの球形で、溝はなく堅果の先端が急に尖る。
10~11月頃に熟すが裂開しない。
種子は4~5個、長さ2.5センチほど。

葉は互生。
葉の形卵形から広卵形、上部が浅く3裂する事もある。
葉の基部はハート形。
葉の縁は全縁、葉柄が長い。
葉の裏面全体に黄褐色の細毛がある。
葉身の基部表側、柄のない腺が2個ある。

油桐ほど多くはないが、各地で野生化している。
樹高は10~12メートルになる。
樹皮は灰褐色でなめらか、小さな皮目がある。
枝は太くて無毛、はじめ緑色でのちに暗褐 色になる。

落葉高木。



大油桐(オオアブラギリ)
大油桐(オオアブラギリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

拍手[3回]

○バラ科 キイチゴ属 エビガライチゴ
 学名:Rubus phoenicolasius
 英名:

別名、ウラジロイチゴ。

花期は6~7月頃。
枝先に数個の花を集まってつける。
花の色は淡紅紫色。
花弁は5ミリほどで、直立する。
萼の外面には、腺毛が密生し、軟毛も混じる。
果実は集合果、1.5センチほどの球形。
8月頃に赤く熟す。

葉は奇数羽状複葉で、互生する。
花の付く枝は小葉が1対、1年目の茎には小葉が2対つくものがある。
小葉の縁には、欠刻状の鋸歯がある。
葉の裏面は白い綿毛が密生し、脈上と葉柄には腺毛と棘がある。
冬芽には、白い軟毛が密生する。

茎や枝はつる状に伸び、高さ2メートル以上になる。
茎や枝は赤紫色の長い腺毛が密生し、4~8ミリほどの細い棘がある。

分布は、北海道から九州、山地の日当たりの良い所に生える。

落葉低木。



海老殻苺(エビガライチゴ)
海老殻苺(エビガライチゴ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

海老殻苺(エビガライチゴ)
海老殻苺(エビガライチゴ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

海老殻苺(エビガライチゴ)
海老殻苺(エビガライチゴ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

海老殻苺(エビガライチゴ)
海老殻苺(エビガライチゴ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 鴨川市坂畑 α65

拍手[3回]

○バラ科 バラ属 
 学名:Rosa onoei Makino var. oligantha (Franch. et Sav.) H.Ohba
 英名:

別名、オオフジイバラ、ヤマテリハノイバラ。

花期は6~7月頃。
枝先に円錐花序をだし、2~10個ほどの花をつける。
花の色は白色。
花弁は5枚。
花弁の形は、倒卵形から広倒卵形、花弁の先端が凹む。
雌しべの花柱は合着し、毛が密生する。
萼片は内面と縁に毛が密生し、腺のある小裂片がある。
偽果は7~8ミリほどの球形、赤色に熟す。

葉は互生し、奇数羽状複葉。
小葉は2~3対、頂小葉が側小葉より大きい。
小葉は先が鋭尖頭で2~4センチほど、卵状惰円形で側小葉は小さい。
葉の質はテリハノイバラほどではないがやや厚く、葉の両面とも無毛。
葉の表側には、やや光沢がある。
葉の裏側は、淡緑色~やや白色を帯びる。
葉の縁には、鋭い鋸歯がある。
托葉は葉柄に合着し幅が狭く、上部の裂片は披針形、縁に腺毛がある。
葉軸はほぼ無毛、腺毛が散生することもあり、小刺がある。

主幹が太くなく、茎が直立又は斜上し、ものに寄りかかって伸びる。
刺は鉤形。

分布は、宮城県から愛知県東部にかけて。
海岸から高山の川原、草地まで広く生育している。

つる性落葉低木。



東茨(アズマイバラ)
東茨(アズマイバラ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大福山 α65

東茨(アズマイバラ)
東茨(アズマイバラ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大福山 α65

拍手[3回]

○ツツジ科 ツツジ属 ヤマツツジ
 学名:Rhododendron kaempferi
 英名:

花期は4~6月頃。
枝先に朱赤色、赤色、紅紫色などの花を2~3個つける。
花冠は4~5センチほどの漏斗状で5中裂する。
雄蕊は5個。

葉は互生。
葉の形は、楕円形から卵状楕円形。
葉の質はやや薄く、葉の裏表に褐色のあらい毛がある。

半落葉低木。



山躑躅(ヤマツツジ)
山躑躅(ヤマツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大福山 α65

山躑躅(ヤマツツジ)
山躑躅(ヤマツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大福山 α65

山躑躅(ヤマツツジ)
山躑躅(ヤマツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大福山 α65

山躑躅(ヤマツツジ)
山躑躅(ヤマツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大福山 α65

山躑躅(ヤマツツジ)
山躑躅(ヤマツツジ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 大福山 α65



ヤマツツジ

拍手[3回]

津々ヶ浦
津々ヶ浦 posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 津々ヶ浦 α77

津々ヶ浦
津々ヶ浦 posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月28日 津々ヶ浦 α77

拍手[3回]

○スミレ科 スミレ属 ツボスミレ
 学名:Viola verecunda
 英名:

別名、如意菫(ニョイスミレ)

花期は3~5月頃。
茎の先に1センチほどの小さな花をつける。
つぼ型をした唇弁の中心部には、赤紫色の筋模様がある。
上弁と側弁にはすこし突起毛がある。
踞は長さ2~3ミリほどで、球形に近い。

葉の形は偏心形。
葉の裏面は、紫色を帯びる。
托葉は披針形で、ほぼ全縁。
葉の付け根にある托葉に切れ込みがある。
茎はやわらかく、倒れやすい。
草丈は5~20センチほど。

分布は北海道~九州の平地や丘陵、山地のやや湿った草地や林内。

多年草。



坪菫(ツボスミレ)
坪菫(ツボスミレ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

坪菫(ツボスミレ)
坪菫(ツボスミレ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

坪菫(ツボスミレ)
坪菫(ツボスミレ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

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○バラ科 シモツケ属 コデマリ
 学名:Spiraea cantoniensis
 英名:Reeves' spirea

別名、鈴掛(スズカケ)、手毬花(テマリバナ)

花期は4~5月頃。
散房花序を出し、5枚花弁の小さな白い花を咲かせる。
花序は小花の集合体。

葉は互生。
葉の形は、菱形状披針形から菱形状長楕円形。
葉の縁の上半部には、欠刻状の鋸葉がある。

落葉低木。



小手毬(コデマリ)
小手毬(コデマリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

小手毬(コデマリ)
小手毬(コデマリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65



コデマリ

拍手[4回]

○バラ科 サクラ属 コウカ
 学名:Cerasus serrulata ‘Kouka’
 英名:

品種:紅華(コウカ)
系統:サトザクラグループ(ヤマザクラ系)(ベニヤマザクラ×サトザクラ)
花型:八重
花弁:35~40個
花色:紅紫色

花期は4月中旬~下旬。
花序は散房状で3花からなる。
花径は約5センチ、花弁は35~40個。
外側の花弁は円形で淡紅紫色、先端や外面は紅紫色。
蕾は濃紅色。
雄しべは23~30個、葯は不完全で葯隔やや伸長して尖り、紅紫色。
雌しべは1個で雄しべより高く突き出し、上部は紅紫色、下半部は葉化し、
緑色で細かい鋸歯がある。

葉は互生。
葉の形は卵形または楕円形、倒卵形で、先端は鋭尖形。
葉の基部は浅心形、ときに円形。
鋸歯は単鋸歯で、しばしば重鋸歯が混じり、先端は芒状。

葉の表面は、やや黄色を帯びた濃緑色。
葉の裏面は、すこし白色をおび、主脈と側脈が紅紫色をおびる。

若枝は紅紫色をおびる。
若芽は少し褐色を帯びた黄緑色。

落葉高木。



紅華(コウカ)
紅華(コウカ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

紅華(コウカ)
紅華(コウカ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

紅華(コウカ)
紅華(コウカ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65



コウカ

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○バラ科 バラ属 モッコウバラ
 学名:Rosa banksiae
 英名:Banksia rose

薔薇は春~秋が開花期だが、この木香薔薇は初夏のみの一期性。
白または淡い黄色の花を咲かせる。
いずれの色も一重咲き、八重咲きがある。

枝には棘がない。

常緑蔓性低木。



木香薔薇(モッコウバラ)
木香薔薇(モッコウバラ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

木香薔薇(モッコウバラ)
木香薔薇(モッコウバラ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

木香薔薇(モッコウバラ)
木香薔薇(モッコウバラ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65



モッコウバラ

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○マメ科 ソラマメ属 スズメノエンドウ
 学名:Vicia hirsuta
 英名:Hairy Tare

花期は4~6月頃。
3~4ミリほどの、白紫色の花をつける。

葉は6~7対の小葉からなる羽状複葉。
小葉の形は狭卵形。

越年草。



雀野豌豆(スズメノエンドウ)
雀野豌豆(スズメノエンドウ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65



スズメノエンドウ

拍手[2回]

○ムラサキ科 キュウリグサ属 キュウリグサ
 学名:Trigonotis peduncularis
 英名:

花期は3~5月頃。
春に花茎をだし、2~3ミリの小さな花を咲かせる。
花の色は、淡い青紫色で、上向きに咲く。
花の中心は目とも呼ばれ、黄色くなっている。

花序の先が曲がるのが特徴で、「サソリ型花序」と呼ばれる。

花の後は分果ができ、4つのブロックからなる。
茎や葉を揉むと、胡瓜に似た匂いがする。

葉は互生。
根際から生える葉は、卵形。
茎につく葉は、長楕円形。

越年草。



胡瓜草(キュウリグサ)
胡瓜草(キュウリグサ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

胡瓜草(キュウリグサ)
胡瓜草(キュウリグサ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65



キュウリグサ

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○キク科 ニガナ属 イワニガナ
 学名:Ixeris stolonifera
 英名:Creeping lettuce

和名、岩苦菜(イワニガナ)。

花期は4~7月頃。
しばしば枝を分けて先端に2センチほどの花をつける。
花の色は黄色で、舌状花ばかり。
総苞の外片は短く、内片の3分の1以下の大きさ。
そう果の先は細長く尖り、冠毛は白い。

葉は円形から楕円形で長い柄を持ち、薄くやわらかい。
花茎は細く根生葉の間から立ち上がり、茎に葉はつけない。

細い茎を四方に伸ばし、節ごとに根をおろし増えていく。
田の畔や畑、山地の崩れた場所などで生育。

多年草。



地縛り(ジシバリ)
地縛り(ジシバリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

地縛り(ジシバリ)
地縛り(ジシバリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65

地縛り(ジシバリ)
地縛り(ジシバリ) posted by (C)千秋
撮影日:2024年4月20日 水元公園 α65



ジシバリ

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